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Scrap! My Source. Webデザイナーの備忘録。

Webデザイナーやってます。生活の全てが仕事に繋がるように…とざっくばらんにスクラップ!

プロフィール

Author:Erja(エルヤ)
思索系Webデザイナー。iMac愛用中。
Web上のScrap Bookとして始めました。
音楽好きが派生?してWebデザイナー
に至ってます、多分。

音楽(UKロック)×モノ書き×
お菓子づくり×旅×自由=私。
ただ今、中村俊輔選手を応援中!

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2008.08
17
Category : Art!Design!な話
今日は光について考える機会を与えられた。
友人に誘われてフェルメール展へ足を運ぶ(@東京都美術館)。

そんな絵画は詳しくないですが、とりあえず見に行くことが多い(笑)
でも、冬に行ったテートブリテン@ロンドンですっかり絵画の意識が変わり、最近はひとつの
楽しみになっている。

サイトの課題で写真を多用し、その光の補正に苦労した人間としては気付くことが多かった。

300px-Johannes_Vermeer_(1632-1675)_-_The_Girl_With_The_Pearl_Earring_(1665).jpg
ま、日本人に人気のようでご存知の方も多いようです。映画にもなってますし。
フェルメールとは?
TBSフェルメール展@東京都美術館

彼の絵を見ていると光の存在、それに対する意識の深さに驚く。
淡い暖色の自然光から、闇に消え行く影の色。
思えば、こんな光を日常で感じる機会って実はなかなか少なくなってきてるのではない
だろうか。

ほんの一瞬の人生のとあるシーンを物語のように感じさせてしまうのは、こうして記録という
形で後世に受け継がれるからだろう。
今、本当にこのような絵を描く人はいるのだろうか。またそれを必要としている人がいるのかも
疑わしい。
おそらく今や映画や写真(カメラやビデオ)に移行してしまっているのだと思うが、よく考えて
みればこれらは登場してたかが100年くらいの話なのである。
それにあっさりと乗っ取られてしまった?と考えるのもなんだかとても悲しい。
もっと今でも生き続けるべき類いの絵画だと思う。

例えば、欧米には一部、家族写真を玄関先にこんもりを並べていたりする家が珍しくない。
私がかつてホームステイしたイギリスのお宅もこれでもか!とギャラリーのごとく並んでいた。
そんな感じで今度は絵画を並べてみたらどうだろう、と思う。
かつてフェルメールが切り取ったように、とある人生の一画面を描いた絵を。
きっとそれは、窓のように見る者に違う空気を運んでくれるだろう。
写真だけじゃなくていいんじゃないか、と思う。
私の場合、この意見に賛同した友人がその絵を描いてくれると約束してくれた。
もちろん自分で描いてもいいと思う。

さらに。近代化というか物理的、気候的いろいろな要因はあるにせよ、最近は灯りや電気が
発達して明るすぎるような気がする。
そう、私達は光ではなく、電気を浴びている時間の方が長くなってしまったのかもしれない。

私が小さな衝撃を受けたのはパリで観光バスに乗った時のガイドさんのひとこと。
「こうして下からでも建物の室内が見えますよね?天井を見て下さい。蛍光灯だとオフィス
なんですよ。個人宅で蛍光灯は使わないんです。こんな区別の仕方もできるんですよ」
これがどこまで徹底した事実なのかちょっとわからないが、灯りに対する決定的な意識の
違いを思い知った気がした。
そういえば、インテリアの勉強もかじっていた妹の照明に関する本を見ていた時も、間接
照明がすごく多かったような気がする…

私が課題のサイトに使用した写真も結局は自然光で撮ったものが一番美しかった。
昼間しか撮影できないのは辛かったが、光の偉大さが身に染みた。

多分、光を感じる方法はまだまだある。
フェルメールが感じた光をもっと感じてみたいと思った。
光についてもっと知りたい。

帰りは好きなドガのポストカードを買って自分へのお土産(笑)。
本当はターナーも欲しかったけど無くて残念…。


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